金森建設に入社したのは、後世に残るものをつくりたいとの思いがあったからです。入社後1年間、松本市の土木系専門学校で勉強させていただき、その後は先輩社員に付いて現場で仕事を覚えました。初めは何をしてよいのか分からず、職人さんのお手伝いをしながら現場を学びました。
入社後まもなく担当した現場は、北小谷に架かる小谷橋の橋台工事で、完成まで数年かかりました。いまでも子どもたちを海に連れていくときに車で橋の上を通ると、「父さんがこの橋の土台をつくったんだよ」と話します。思い出深い現場は、雪害のあった沢の工事。ヘリコプターで山の上に資材を運んでの工事です。仮設のハウスに寝泊まりしながら現場を監督しました。
主な業務は、国や県からの入札による工事現場の管理です。職人さんたちと話し合いながら現場を進行。品質や図面通りに工事が進んでいるかといった確認をします。そして、職人さんが笑顔で家に帰れるように安全管理を徹底しています。毎日、社有車で自宅から現場事務所に出勤して業務にあたります。現場は大北地域が中心で、一つの現場が終わると、次の現場といった具合です。
苦労はありますが、長く仕事を続けられているのは会社の仲間に恵まれているからです。いつでも助け合える人間関係があるので、大変な時でも乗り越えられます。最近は若手社員も増えて職場の雰囲気も良いです。入社を考えている方は、ちょっとしたきっかけでも良いので、当社を知ってステップを踏み出してほしいですね。